国際室通信 Posted on 2019年7月2日

国際室通信 World Wide Vision H29 Vol.11

9月24日からアメリカ合衆国シアトルへ中期留学していた特別進学2年A組の人見さんと山本さん、文理選抜2年E組の甲斐さんの3名が昨年12月17日に無事に帰国しました。
帰国から約1ヶ月が経ち、今の心境や現地での生活、留学校での取り組みについてインタビューをしました。

インタビュー

Question
現地で何か困ったことはありませんでしたか?

Answer
人見さん/ホームステイ先に着いてから、全く違う環境や言葉で、生きていけるか不安になりました。(笑)
日本にいれば、自由で何でもできる環境に甘えてしまうことがありましたが、今回の留学で少しだけ成長できたと思います。

山本さん/空港に着いてから各自ホストファミリーのお宅へ向かうのですが、他の2人と違って私のホストファミリーには40分以上待たされて、いきなり不安になりました。また、会話をするのにも辞書が手放せず、最初は本当に苦労しました。

甲斐さん/出発前に日本で(多少は)習っていましたが、空港の税関を通過するときに、どのように説明をすれば良いのか分からなくなってしまい、戸惑ってしまいました。もっと現地に行く前にしっかりと学んでおけば良かったと思っています。

Question
留学をする上で、どのようなことをもっと準備しておけば良かったと思いますか?

Answer
人見さん/日本の英語は、本当にきれいな文法を作ろうとしすぎるところがあると思います。しかし、現地(アメリカ)は、どれだけ語彙を知っていて、それを使ってどう伝えるかが問われると感じました。なので、向こうに行く前には、しっかりと語彙を身につけていけばよかったと思っています。

山本さん/日本では、文法をメインに考えて勉強するので、話すときにそれを気にしてしまって話せないなと感じましました。しかし、アメリカでは、知っている言葉で伝えようとするので、とにかく話しをすることが大事だと思いました。英会話の機会がどれだけ必要かということに気づかされました。

甲斐さん/まずは、税関通過の準備が必要です。私自身そこで躓いてしまったので、どのようにすればスムーズに通過できるのかというのを身につけておけば良かったと感じました。また、ホストファミリーとどのような話題で会話をするかというのも準備しておくべきだと思いました。

Question
あなたにとって英語とは何だと思いますか?

Answer
人見さん/私にとって英語とは、小さいときからの夢である海外の人と仕事をすることに繋がるものだと考えます。今回留学に行ってみて、その思いが一段と強くなりました。まだ、どういった進み方をするかは決めていませんが、夢を叶えるための道を歩んでいきたいです。

山本さん/私は、人とのコミュニケーションを取るための一つの手段だと思います。異国の人と会話をすることで、自分の知らないことも知ることができますし、色々な面で生きる力が身につくと思います。また、以前は別の夢を持っていましたが、今回の経験で、将来進学をし、英語だけでなく、第2外国語でスペイン語を学んでみたいと思いました。

甲斐さん/異国の仲間を作るためのツールだと思います。私が留学したことで、自ら進んで異国の仲間を作ろうとすることができました。そういった中で、将来語学系の勉強をしたいと考えています。行く前は、別の夢を持っていましたが、この経験が私の夢を変えるきっかけとなりました。もっと現地で過ごしたかったです。

Question
シアトルでの一番良い思い出と大変だった思い出は何ですか?

Answer
人見さん/私の一番良い思い出は、シアトルの”Capital Mall”というところへ買い物に行ったことです。ホストファミリーの家からとても離れた場所にありましたが、2回行き、英語で買い物を楽しむことができました。
大変だったことは、最初のホストファミリーが学校から遠かったために、ホストファミリーが変わったことです。しかし、2番目のホストファミリーもいい方で、すぐに馴染むことができました。

山本さん/私の思い出は、友達の家でのハロウィンパーティーです。私はシアトルで2つのパーティーを経験しました。1つ目はハロウィンで、2つ目は結婚パーティーです。とても楽しかったですし、そこで新しい友達もたくさんできました。
大変だったことは、アレルギーを患ってしまったことです。日本から薬を持ったのですが、それが効かず、現地で薬を買うことになりました。でもそれが効き過ぎてしまい…。副作用が辛かったです。

甲斐さん/一番の思い出は、色々な場所でたくさんの友人ができたことです。大変だったことは、私のホストファミリーでのルールが「自分のことは自分でやる」ということだったので、食事の準備などをしなければならなかったことです。でも同じ家にいた他の留学生たちとは一緒に外食したり、買い物に行ったりしながら楽しく過ごせました。

 

今回の留学で、それぞれが素晴らしい体験をしたのではないでしょうか。
インタビューをする際に見た表情は、留学に行く以前と比べものにならないほど、たくましさを感じました。
今後の学校生活や人生に生かしてくれればと思います。

国際室に関連するニュースを皆さんにお届けするため、これからも「国際室通信★World Wide Vision★」を掲載していきます。ご期待ください!

Post Author: Souxhy057SHGal@08

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